はじめに
このページでは、自分専用のウォレット(MetaMask)をスマホで作る方法を説明します。
ウォレットを使えば、自分だけの「デジタルのお財布」を持つことができます。
このウォレットは、仮想通貨(ビットコインやイーサなど)の受け取り・送金も可能な“本物の財布”です。
18歳未満の方は、必ず保護者と一緒に内容を確認して進めてください。
1. MetaMaskのインストール方法(スマホ)
(iPhone / Android 共通)
- App Store または Google Play を開く
- 「MetaMask(メタマスク)」と検索
- 「MetaMask – Blockchain Wallet」アプリをダウンロード
※アイコンはキツネの顔です。
2. 新しいウォレットの作り方(初回起動時)
- アプリを起動
- 「新しいウォレットを作成」を選択
- 利用規約に同意
- パスワードを設定(忘れないように)
- 「シークレットリカバリーフレーズ(12単語)」が表示される
- 表示された12個の単語は、紙に手書きでメモして、なくさない場所に保管してください。
※スクリーンショットやスマホでの写真保存は、スマホの故障や流出リスクがあるためおすすめしません。 - いま書いたメモを見ながら、単語を順番通りに入力する
- 作成完了!
英語ばかりで戸惑うかもしれませんが、びっくりするくらい簡単です。
画面の指示どおりに進めば、誰でも作れます。
3. リカバリーフレーズの注意点(※重要)
ウォレット作成時に出てくる12個の単語(リカバリーフレーズ)は、あなたの鍵です。
これは誰にも教えてはいけません。無くしたら、ウォレットの中身は一生取り出せなくなります。
・スクリーンショット → 推奨されません
・スマホのメモ帳 → 危険です
・紙に手で書く → 一番安全です
ちょっとツッコミ:
「最先端テクノロジーのウォレットのカギを、手で紙に書いて、タンスにしまえ」って言われる世界。
なんだそれ?って思うかもしれませんが、それが一番安全なんです。
4. このウォレット、実は“本物の財布”です
このウォレットは、1円でも1億円でも入れられる「本物のデジタル財布」です。
NFTを見るためだけの“箱”ではありません。
アプリひとつで、世界中から仮想通貨を受け取ったり、送ったりできてしまいます。
つまり、中身が入ってしまえば、それはあなたの資産です。
扱いを間違えるとどうなる?
・誰かが仮想通貨を入れてくれた
・自分の管理が甘く、カギが漏れた
・数万円〜数百万円が消える
→ 誰も返してくれません。すべて自己責任です。
5. ウォレットアドレスの確認方法
- MetaMaskを開く
- ホーム画面上部に「0x〜」から始まる英数字が表示されます
- これがあなたのウォレットアドレスです(コピーして使えます)
6. よくある質問(Q&A)
Q. アプリを消したらどうなりますか?
A. リカバリーフレーズがあれば復元可能です。なければ復元できません。
Q. ウォレットは1人1つだけですか?
A. いくつでも作れますが、管理はすべて自己責任です。
Q. 仮想通貨を使うには年齢制限がありますか?
A. はい。日本では仮想通貨の取引は原則18歳以上です。
保護者のみなさまへ
このウォレットは、銀行口座に近い役割を持ちます。
お子さまがウォレットを持つ場合は、必ずご家族で一緒に管理方法をご確認ください。