最初は本当に、たまたま。
ネットで“Arweave(アーウィーブ)”っていう「200年データが消えない」技術を見つけて、
「え、これ、変な使い方したら絶対面白いじゃん」と思っただけ。
写真も音声も短い動画も、少しのお金で保存できるらしい。
“消えない”って、冷静に考えれば人間の寿命なんか軽くぶっちぎってる。
200年=8世代分。自分の孫のまた孫…とか、もう顔も知らない未来人まで届いちゃうかも。
自分のくだらない願い事や思い出が、
何百年も先で「なんだこれ?」って笑われてたら、正直それだけで面白い。
しかも、「最低200年」とは言ってるけど、
技術的には300年でも1000年でも残っちゃうかもしれない。
もう誰も見届けられない世界。でも、“消えない”ってだけで、永遠っぽさがある。
意味があるかどうかなんて知らない。でも、信じてみるのは悪くない。
物理とデジタル、どっちも“残す”
Arweave(アーウィーブ)でデータを保存し、NFT(デジタル証明書)で「あなたのもの」と証明。
手書きの絵におまじないをかけて、お守り袋にNFC(電子タグ)を合体させた。
NFCは何回でも交換できるし、お守り袋もハンドメイドだから修理できる。
無くしても、作り手が同じならまた作れる。
作り手も技術を継承していけば永遠にこのお守りは守られて行けるって!
「モノの寿命」じゃなくて、「想いの寿命」をデジタルの力で無理やり延命してみた。
1人じゃつまらない。若い力と“ごちゃ混ぜ”にしたい
正直、自分ひとりの力だけじゃ、このトキメキを本当に面白いものにはできないと感じた。
アイデアも技術も、独りよがりじゃつまらない。
だからこそ、若い世代や、周りの子たちの“感性”や“ノリ”をどんどん借りて、
一緒に遊びながら作りたいと思った。
「自分のやりたいこと」と「今の若い感性」をごちゃ混ぜにして、
1人じゃ絶対作れない、“変なモノ”を“面白いモノ”に化けさせる。
それが、トキメキワークスの本当の狙い。